[Google Cloud] 仮想マシン(VM)を立ち上げてSSH接続してみる(Google Cloud Console)-1/2

投稿者: | 2025年6月22日

Google Cloud ConsoleからVMでLinuxを立ち上げ、インターネット経由でSSH接続してみたいと思います。

立ち上げるOSはDebianです。

ここではVMを立ち上げるまでを行い、SSH接続は次回実施します。

構成

defaultのVPCにCompute Engineを一つ配置するシンプルな構成です。

手順

VMインスタンスの作成

仮想マシン(VM)を立ち上げます。

Google Cloud Consoleのダッシュボードへ行き、左のナビゲーションメニューから、「Compute Engine」→「VMインスタンス」を選択し、「インスタンスを作成」をクリックします。

インスタンスを設定します。

名前: インスタンスの名前を任意で設定します(例: my-linux-instance)。
リージョンとゾーン: 今回は安価な”us-central1″を選択します。リージョンによって料金は異なります。
マシンの構成: こちらも安価な”E2″、マシンタイプは”e2-micro”を選択します。


OSとストレージ: デフォルトでDebianやUbuntuなどの一般的なLinuxディストリビューションが選ばれていますが、用途に合わせて選択してください。

作成をクリックし、インスタンスの立ち上げを待ちます。インスタンスの準備が整うと、「VMインスタンス」一覧に新しいインスタンスが表示されます。

ファイアウォールの設定

SSH接続ができるようにするため、ファイアウォールの設定を確認します。通常、SSH用ポート22はデフォルトで許可されていますが、念のため以下の手順で確認します。

  1. ダッシュボードに遷移し、左のメニューから「VPCネットワーク」→「ファイアウォール」を選択します。
  2. 「default-allow-ssh」というルールがあり、22ポートが許可されているか確認します。
    許可されていない場合は、「ファイアウォールルールを作成」から新規ルールを追加し、ターゲットポートを22に設定してSSHアクセスを許可します。

ここまででVMが立ち上がりました。

次回は認証キーを追加し、外部PCからVMへSSH接続を実施します。