[Google Cloud] 仮想マシン(VM)を立ち上げてSSH接続してみる(gcloud CLI)

投稿者: | 2025年7月10日

タイトル通り、gcloud CLIを使用し、仮想マシン(VM)を立ち上げてローカルのWindowsマシンからSSH接続してみます。

以前Google Cloud Consoleで試した記事のCLI版です。

gcloud CLIのインストールと初期設定

まずはgcloudのインストーラを以下のサイトから入手します。

https://cloud.google.com/sdk/docs/install

今回は GoogleCloudSDKInstaller.exe ファイルをダウンロードしGUIでインストール。

インストールが完了したらコマンドプロンプトを立ち上げ、次のコマンドを入力します。

gcloud init

ブラウザでの認証が始まり、その後コマンドプロンプト上のダイアログで、プロジェクトとリージョンを設定します。

VMの立ち上げ

次のコマンドを実行し、VMを立ち上げます。

gcloud compute instances create my-vm ^
 --zone=asia-northeast1-a ^
 --machine-type=e2-micro ^
 --image-family=debian-11 ^
 --image-project=debian-cloud ^
 --boot-disk-size=10GB ^
 --quiet

実行が終わると、マシンタイプやIPアドレスなどが表形式で表示されます。

Consoleでも作成されていることが確認できます。

SSH接続

SSH接続します。次のコマンドを実行。

gcloud compute ssh my-vm --zone=asia-northeast1-a

SSH鍵を未作成の場合は.sshフォルダに自動で作成されます。

問題なければPuTTYターミナルが開いて接続完了です。

接続ユーザー名は、ローカルマシンのユーザー名がそのまま使われるようです。

リソースの削除

最後に、作成したリソースを削除しておきます。

gcloud compute instances delete my-vm --zone=asia-northeast1-a

–quiet オプションを入れない場合は、本当に削除して良いか確認されます。