MinikubeでKubernetesをローカル環境で実行してみる

投稿者: | 2019年1月29日

コンテナオーケストレーションシステムとしてKubernetesが知られています。これをローカル環境で実行してみます。

 

Docker for WindowsにはKubernetes連携の機能が既に存在するようですが、僕の環境がWindows 10 Homeなので、Docker for Windowsは使えません。

なので今回はMinikubeを使って実行します。

 

Minikubeの実行にはVirtualBoxが必要です。今回はDocker ToolBoxインストール時に既にインストールされているのでスキップします。

 

まず、Kubernetesクラスタにアクセスするツールであるkubectlをダウンロードします。
https://kubernetes.io/docs/tasks/tools/install-kubectl/ にアクセスし、”this link”をクリック。

するとkubectl.exeのダウンロードが始まります。ダウンロードしたkubectl.exeは環境変数のPathに追加しておきます。

 

次にMinikubeをダウンロードします。
https://kubernetes.io/docs/tasks/tools/install-minikube/ にアクセスし、今回はManual Installationを選択します。

 

minikube-windows-amd64 をクリックし、ダウンロードリンクへ遷移します。

ダウンロードしたminikube-windows-amd64.exeのファイル名をminikube.exeに変更し、環境変数のPathに追加しておきます。

 

コマンドプロンプトを起動し、”minikube start“コマンドを実行。するとkubernetes clusterが起動されます。

 

kubectl cluster-info“コマンドにより、clusterが起動していることが確認できます。

 

minikube dashboard“コマンドで、kubernetesをGUI操作することも可能です。

 

デフォルトブラウザに表示しているという文言が表示されるので、ブラウザを確認すると、kubernetesの画面が確認できます。

停止するには、”minikube stop“コマンドを実行します。