「コンテナ型」の仮想環境を構築するDocker。Dockerイメージやコンテナを構築・操作するためのソフトウェアであるDocker ToolBoxをインストールします。
OSはWindows 10 Home 64bit。
(今はDocker for Windowsが主流として扱われているので、Docker ToolboxはLegacy扱となっていますが、Docker for WindowsはHyper-Vを使用するため、OSの制約として、Windows 10 Homeでは使用できなくなっています。)
まずはhttps://docs.docker.com/toolbox/toolbox_install_windows/へアクセスします。
“Get Docker toolbox for Windows”ボタンをクリックし、インストーラをダウンロードしたら、実行します。”Next”をクリック。
セットアップフォルダを選択し、”Next”をクリックします。
Docker for Windowsとは違い、Docker ToolboxはVirtual Boxを使います。今回は”VirtualBox”にチェックします。”Git for Windows”にもチェックを入れておきます。
ここで一つ注意が必要なのは、デフォルトで外れている”Install VirtualBox with NDI5 drive[default NDI6]”にチェックを入れなければならないこと。
忘れると、VirtualBoxのバグのため、後で実行時にネットワーク関連のエラーが発生してしまいます。
“Install”ボタンを押してインストールを開始します。
インストール中・・・
すべて終わったら”Finish”を押してインストールを終えます。
スタートメニューやデスクトップに追加された”Docker Quickstart Terminal”を起動します。
起動中・・・
因みに、先ほどインストール時に注意した”Install VirtualBox with NDI5 drive[default NDI6]”にチェックを入れるのを忘れると、こんなエラーが発生します。
無事に起動すると、Dockerのアイコンと共にターミナルが上がり、コマンド入力ができるようになります。