LInuxには様々な圧縮・解凍コマンドが存在します。
異なる点や共通部分が分かり易くなるように、内容を表にしてみました。
gzip | bzip2 | xz | |
圧縮効率(※) | 低 | 中 | 高 |
圧縮測度(※) | 高 | 中 | 低 |
圧縮後の拡張子 | .gz | .bz2 | .xz |
オプション | -d : 圧縮ファイルを展開する -c : 圧縮ファイルを標準出力へ展開する -r : ディレクトリ内のファイルを圧縮する |
-d : 圧縮ファイルを展開する -c : 圧縮ファイルを標準出力へ展開する |
-d : 圧縮ファイルを展開する -k : 圧縮・解凍後に元ファイルを削除しない -l : 圧縮ファイル内のファイルを一覧表示する |
解凍コマンド | gunzip gzip -d |
bunzip2 bzip2 -d |
unxz xz -d |
圧縮ファイルの閲覧 | zcat | bzcat | xzcat |
(※)高~低は相対的なものです。
-d オプションは全コマンドに対して、また -c オプションは gzip と bzip2 に対して共通であることがわかります。
また展開の際には、-d オプションを使っても専用のコマンドを使っても、どちらでもOKです。