コンテナオーケストレーションシステムとしてKubernetesが知られています。これをローカル環境で実行してみます。
Docker for WindowsにはKubernetes連携の機能が既に存在するようですが、僕の環境がWindows 10 Homeなので、Docker for Windowsは使えません。
なので今回はMinikubeを使って実行します。
Minikubeの実行にはVirtualBoxが必要です。今回はDocker ToolBoxインストール時に既にインストールされているのでスキップします。
まず、Kubernetesクラスタにアクセスするツールであるkubectlをダウンロードします。
https://kubernetes.io/docs/tasks/tools/install-kubectl/ にアクセスし、”this link”をクリック。
するとkubectl.exeのダウンロードが始まります。ダウンロードしたkubectl.exeは環境変数のPathに追加しておきます。
次にMinikubeをダウンロードします。
https://kubernetes.io/docs/tasks/tools/install-minikube/ にアクセスし、今回はManual Installationを選択します。
minikube-windows-amd64 をクリックし、ダウンロードリンクへ遷移します。
ダウンロードしたminikube-windows-amd64.exeのファイル名をminikube.exeに変更し、環境変数のPathに追加しておきます。
コマンドプロンプトを起動し、”minikube start“コマンドを実行。するとkubernetes clusterが起動されます。
“kubectl cluster-info“コマンドにより、clusterが起動していることが確認できます。
“minikube dashboard“コマンドで、kubernetesをGUI操作することも可能です。
デフォルトブラウザに表示しているという文言が表示されるので、ブラウザを確認すると、kubernetesの画面が確認できます。
停止するには、”minikube stop“コマンドを実行します。